はっぴぃえんど⁈
第7章 story7 ほわいとでー
しばらく団子でいると、松潤の涙も俺の涙も止まって、今は笑顔になっている。
松潤を見つめていると、ふっと目が合った。
そして次の瞬間、松潤の唇が俺の涙の跡に触れた…。
「えっ…」
智「おまえら、ホント可愛いな」
急な出来事に固まっている俺の頬に、リーダーが優しくキスをした。
「えっ、えぇ?」
和「じゃあ、あいばか!俺からも」
リーダーと反対方向から、今度はニノが俺の頬にチュッと口付けた。
「えっ?なに?」
翔「俺からも受け取って」
俺の前髪を掻き分けると、翔ちゃんの唇がふんわりとおでこに落とされた。
「えっ…、翔ちゃん⁈」
予想以外の事に若干パニクってる俺!
何が起きたんだ?
コンサートやテレビでキスする事はあっても、今はプライベートだよね。
もしかしてどっきり?
それならつじつまが合う。みんながわざわざ俺の為にホワイトデーを準備してくれるわけないもんな…。
あっ、ヤバイ。涙が出そうだ…。