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はっぴぃえんど⁈

第11章 story11 あいすくりーむ O×N

*Nside*

そういえばアイス買ったんだっけ?
すっかり忘れていた。

智が、アイスの蓋を取った瞬間、とろとろのアイスは振動でピチャンとはね、智の顔と俺の膝に溢れた。

智「あっ、溢れちゃった」

アイスの付いている智の顔が、なぜかエロく感じてしまう。
ティッシュで拭こうとする智の手を止めると、アイスのついた頬をペロッと舐めた。

智「かず?」

「ねぇ、俺のも舐めて?」

思わず呟いてしまった一言に、智は少し目を見開いたものの、膝に付いたアイスを素直に舐めてくれた。ペロペロ舐める舌使いが気持ちいい。
もっとして欲しくて、自分からアイスを指ですくって唇に塗りつけた。

「ここにも付いちゃった」

智の目の前に、アイスでベトベトになっている手を差し出すと、ぴちゃぴちゃと音を立てて一本一本丁寧に舐めてくれる。
舐め終わると、上目遣いに見上げられ、唇が近づいてきたかと思うと、かぶりつくようなキスをしながら唇のアイスも舐めとってくれた。

智「俺を煽ったお前が悪いんだからな」

アイスのカップを手にした智の口角がニヤリと上がった。





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