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はっぴぃえんど⁈

第18章 story18 はっぴぃ❤︎はろうぃん⁈ M×S

*Sside*

潤に渡されたセーラームーンのコスチュームに着替えて、鏡の前に立ちひとまわりしてみる。

ウィッグも付けてポーズをとってみるが、こんな筋肉質のセーラームーンに潤が喜んでくれるのだろうかと、不安ばかりがこみ上げてきた。

そんな時気付いたのが、コスチュームと一緒に入っていた、メイクアップセット。
メイクすれば少し可愛くなれるかな?
自分でメイクするのは自信がなかったけど、説明書を読みながら、頑張ってみた。

こんな感じかなと、必死にメイクしていると、浴室からガタガタと音がして、潤がお風呂から出てきたのが分かった。

どおしよう…。
こんなんでいいのかな?

潤「翔?どこにいるの?寝室?」

足音が近づいてきたのを感じ、覚悟を決めて、ドアを開けた。

「・・・・」

潤「・・・・」

お互い無言で見つめ合う。
やっぱり似合わなかった?

くるっと体を翻し、寝室に戻ろうとすると、潤の手が引き止めた。

潤「えっ、まってよ。あまりにも似合ってて、言葉が出なかっただけ。ものすごく可愛い…」

「ホント?」

潤の胸の中、嬉しさと同時にあることに気づく。あれ?潤も、コスプレしてる?

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