はっぴぃえんど⁈
第20章 story20 めりー☆くりすます
ACT2 れっど✴︎くりすます
*ALL Sside*
怒涛の年末がいよいよ始まった。
特番の音楽番組出演、大晦日の音楽番組のリハーサル、加えてコンサートが続く。それに、まだ撮りきれていないお正月特番の撮影も多々あり…。
正直クリスマスどころじゃない。
まあ、明日のクリスマスはコンサートがあるから、恋人の甘い時間をまったり過ごせるとは思っていないけど、忙しいから余計に甘い時間が欲しくなる。
サンタさん、俺にプレゼントをくれるなら、恋人と過ごす時間を下さい。よろしくお願いします。街の輝くイルミネーションを見ながら、心の中でそっとお願いした。
家に着くなり、ゴロンとソファーに寝転び「はあ」とため息をつく。
コンサートの最終確認で俺より忙しい潤はまだ仕事。
今日は、帰ってこないかもしれない。
「はあ…、早く帰ってこないかな…」
二度目のため息も、シーンとした部屋に虚しく消えていく。
潤のことを考えながら、ソファーでゴロゴロしているうちに、疲れていた体は睡魔に抗うことなく、夢の世界へ吸い込まれていった。
*ALL Sside*
怒涛の年末がいよいよ始まった。
特番の音楽番組出演、大晦日の音楽番組のリハーサル、加えてコンサートが続く。それに、まだ撮りきれていないお正月特番の撮影も多々あり…。
正直クリスマスどころじゃない。
まあ、明日のクリスマスはコンサートがあるから、恋人の甘い時間をまったり過ごせるとは思っていないけど、忙しいから余計に甘い時間が欲しくなる。
サンタさん、俺にプレゼントをくれるなら、恋人と過ごす時間を下さい。よろしくお願いします。街の輝くイルミネーションを見ながら、心の中でそっとお願いした。
家に着くなり、ゴロンとソファーに寝転び「はあ」とため息をつく。
コンサートの最終確認で俺より忙しい潤はまだ仕事。
今日は、帰ってこないかもしれない。
「はあ…、早く帰ってこないかな…」
二度目のため息も、シーンとした部屋に虚しく消えていく。
潤のことを考えながら、ソファーでゴロゴロしているうちに、疲れていた体は睡魔に抗うことなく、夢の世界へ吸い込まれていった。