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はっぴぃえんど⁈

第25章 story25 はっぴぃ❤︎らいふ⁈ M×S

*Sside*

潤からプロポーズをしてもらった誕生日から、約二ヶ月。忙しい時期も乗り切り、今日は新居への引越しの日。

初めはどちらかのマンションに移ろうって思っていたんだけど、なんせ俺の荷物が多くて部屋が足りず、せっかくだから新しいマンションを探すことにした。
案外、直ぐに見つかり事務所にもオーケーをもらって契約し、コツコツと荷物を運んでいた。

潤「翔?荷物、これで終わり?」

「うん。これで最後!」

資料の入った段ボールをドサっと部屋の隅に下ろし、自分も床に腰を下ろした。

「はぁ〜疲れた。やっぱ引越し業者さんか後輩に手伝わせれば良かった」

潤「新居に誰も入れたくないって言ったのは翔だろ」

「だって、二人で暮らす前に誰かに入られるの嫌だったんだもん」

潤「分かってるって。でも、引越しってここからが本番じゃない?この段ボールたち、何とかしなくちゃ」

山のような段ボールを見て、はぁ〜と床に突っ伏した。ほとんどが俺の荷物だし、今日中に終わるのは絶対に無理!

「今日中に何とかしなくちゃダメ?」

潤「この量は無理だろ。取り敢えず部屋ごとに分けて整理だけしよう」

「手伝ってくれる?」

潤「このままじゃ、寝るところもないからな。さっさと始めるぞ!」

手際のいい潤のおかげで、何とか生活ができる空間が生まれた。

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