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はっぴぃえんど⁈

第25章 story25 はっぴぃ❤︎らいふ⁈ M×S

*Mside*

何とか荷物を運び込んだものの、予想を上回る翔の荷物に悪戦苦闘しながらも、少しずつ片付いてきた。

翔「ありがとう。何とか整理できた〜」

「いや…まだ、箱を重ねて寄せただけだから…」

翔「そう?まだスペースがあるから、実家に運んだぶん持ってこようかな?」

え〜、まだ荷物あったの?
この部屋にこれ以上は無理だろ。

「それは、使うとき持って来ればいいんじゃない?全部片付けてから考えようよ」

翔「うーん、そうだね」

「それよりお腹すいたから、ご飯にしない?」

話題を変えると、翔もお腹が空いていたようで、何がいいかな〜と悩み始めた。

翔「定番の引っ越し蕎麦は?」

たしか、乾麺の蕎麦があったはず。
茹でるだけでいいから、片付いていないキッチンでも何とか作れそうだ。

「じゃあ、蕎麦茹でるかから、翔は食器探してくれない?その箱に入ってると思うんだけど」

翔「オッケー」

お蕎麦を茹でていると、「これでいいかなぁ」と翔がお皿とお椀を持ってきた。

「それで、大丈夫。そこに置いておいて!もう、茹で上がるから」

手際よく蕎麦を盛り付け、薬味を準備する。

翔「うわぁ、美味しそう」

「よし、食べよう!」

まだ片付いていない部屋の片隅で、段ボール箱をデーブルがわりにして食べることにした。

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