はっぴぃえんど⁈
第29章 story29 でぃばーじ
*Sside*
ニノと相葉くんから思ってもみなかった心の内を聞かされ、俺はまだ戸惑っていた。なんか考えれば考えるほど分からなくなってきて。
なのに潤は全然戸惑っている感じはなくて、飲み会もスゴく楽しんでいて、ニノが注ぐお酒を、美味しそうに飲んでいた。
いくらニブイ俺でも分かるくらいニノはアプローチをかけていて、さり気なく潤の腕に自分の手を絡ませてエンジェルスマイルを送っていた。
やめて…って何度も言いそうになったけど、チャンス期間をあげてしまったんだからしょうがないと言い聞かせながら、美味しいと感じない酒を流し込む。
そんな俺に気付いた相葉くんが隣に来て、「ごめんね」と呟いた。ぐちゃぐちゃな俺の思いを包み込むように、優しい言葉をかけてくれる。こんな時潤より相葉くんの方がいつもは先に気付いてくれる。それだけ、俺の事を見てくれてたんだよね。
潤だけを愛してたあの気持ちは、そのうちなくなってしまうのだろうか…。
酔う事が出来なかった俺は、帰りのタクシーの中、ずっと考えていた。
それなのに……
潤「あ〜楽しかったー」
「………」
あれこれ悩んでいる俺の気持ちなんて御構い無しに、潤は楽しかったとニコニコしているのがすごく悲しくなって、気づくと涙が溢れてきていた。
1人になりたくて、書斎として使っている俺の部屋に入ると鍵をかけた。
ニノと相葉くんから思ってもみなかった心の内を聞かされ、俺はまだ戸惑っていた。なんか考えれば考えるほど分からなくなってきて。
なのに潤は全然戸惑っている感じはなくて、飲み会もスゴく楽しんでいて、ニノが注ぐお酒を、美味しそうに飲んでいた。
いくらニブイ俺でも分かるくらいニノはアプローチをかけていて、さり気なく潤の腕に自分の手を絡ませてエンジェルスマイルを送っていた。
やめて…って何度も言いそうになったけど、チャンス期間をあげてしまったんだからしょうがないと言い聞かせながら、美味しいと感じない酒を流し込む。
そんな俺に気付いた相葉くんが隣に来て、「ごめんね」と呟いた。ぐちゃぐちゃな俺の思いを包み込むように、優しい言葉をかけてくれる。こんな時潤より相葉くんの方がいつもは先に気付いてくれる。それだけ、俺の事を見てくれてたんだよね。
潤だけを愛してたあの気持ちは、そのうちなくなってしまうのだろうか…。
酔う事が出来なかった俺は、帰りのタクシーの中、ずっと考えていた。
それなのに……
潤「あ〜楽しかったー」
「………」
あれこれ悩んでいる俺の気持ちなんて御構い無しに、潤は楽しかったとニコニコしているのがすごく悲しくなって、気づくと涙が溢れてきていた。
1人になりたくて、書斎として使っている俺の部屋に入ると鍵をかけた。