はっぴぃえんど⁈
第29章 story29 でぃばーじ
*Aside*
久しぶりに5人での飲み会。
いつもはこの空間が大好きなんだけど、今日は…。
笑顔で飲んでるけど、何処と無く悲しみを含んでいる瞳の翔ちゃんが気になってビールを片手に翔ちゃんの隣に移動した。
「翔ちゃん、飲んでる?」
翔「ん。飲んでるよ」
飲んでるけど、美味しそうに飲んでない。
理由は聞かなくてもわかってる。俺たちが原因だよね。
「翔ちゃん…なんかごめんね…」
翔「相葉くん…謝らないで。人を好きになるのはしょうがないよ…」
そう頭では思ってても、心は全然ついていっていないんでしょ。
ずっとみてきたんだもん。俺、翔ちゃんの考えてる事が手に取るように分かるよ。
だから、気持ちを伝えるかすごく迷った。やっぱり、一生この気持ちは表に出さない方が良かったのかも知れない。
でも、伝えてしまった今、翔ちゃんをもっと幸せにしてあげられるように頑張るよ。
「翔ちゃん、俺みんなの事を好きになって、初めはそんな自分はおかしいって思ってたんだ。でもさ、ニノと付き合って好きって気持ちが100%になったとするでしょ。その後、リーダーに気持ちを受け入れてもらった時、50%ずつになったんじゃなくて、200%になった気がしたんだ…」
人を好きになるパワーは、マイナスにはならないってわかったんだ。
久しぶりに5人での飲み会。
いつもはこの空間が大好きなんだけど、今日は…。
笑顔で飲んでるけど、何処と無く悲しみを含んでいる瞳の翔ちゃんが気になってビールを片手に翔ちゃんの隣に移動した。
「翔ちゃん、飲んでる?」
翔「ん。飲んでるよ」
飲んでるけど、美味しそうに飲んでない。
理由は聞かなくてもわかってる。俺たちが原因だよね。
「翔ちゃん…なんかごめんね…」
翔「相葉くん…謝らないで。人を好きになるのはしょうがないよ…」
そう頭では思ってても、心は全然ついていっていないんでしょ。
ずっとみてきたんだもん。俺、翔ちゃんの考えてる事が手に取るように分かるよ。
だから、気持ちを伝えるかすごく迷った。やっぱり、一生この気持ちは表に出さない方が良かったのかも知れない。
でも、伝えてしまった今、翔ちゃんをもっと幸せにしてあげられるように頑張るよ。
「翔ちゃん、俺みんなの事を好きになって、初めはそんな自分はおかしいって思ってたんだ。でもさ、ニノと付き合って好きって気持ちが100%になったとするでしょ。その後、リーダーに気持ちを受け入れてもらった時、50%ずつになったんじゃなくて、200%になった気がしたんだ…」
人を好きになるパワーは、マイナスにはならないってわかったんだ。