はっぴぃえんど⁈
第30章 story30 あぷろーち❶
*Mside*
今日は、翔と相葉くんと三人での仕事。
「そろそろ準備しないと間に合わないんだけどな…」
翔が起きてくるのを時計と翔の部屋を交互に見ながら、リビングで待っている。
昨夜、翔が泣いていた理由…。
酒が抜けた頭で考えたら、すぐに分かった。結婚式まで考えていて、二人で寄り添って生きていく覚悟をしたんだから、あの告白を受け入れる事は到底できないだろう。
それなのに、俺がアプローチ期間を認めてしまって、何事もないように皆で飲んで……。
一刻も早く謝って、翔に愛してるって伝えないと。
でも…二人への返事はどうする?
俺はどうしたらいい?
心の中で沢山の思いが渦巻いていた。
時計をみると、時間も時間なので翔の部屋のドアをノックする。
「翔?そろそろ時間だよ?」
返事がない部屋のドアノブを握り、思い切ってドアをあけた。
「入るよ……えっ」
部屋はもぬけの殻で、翔の姿はなかった。
浴室、寝室を覗いても見当たらない。
もしかして、もう出かけた?それとも、出て行った?慌てて靴を確認しに玄関に行くと、翔の靴はなかった。
「いつの間に……」
出て行ったにしろ、仕事に来ない事はないはず。
急いで支度をすると、車に乗り込み現場へと急いだ。
今日は、翔と相葉くんと三人での仕事。
「そろそろ準備しないと間に合わないんだけどな…」
翔が起きてくるのを時計と翔の部屋を交互に見ながら、リビングで待っている。
昨夜、翔が泣いていた理由…。
酒が抜けた頭で考えたら、すぐに分かった。結婚式まで考えていて、二人で寄り添って生きていく覚悟をしたんだから、あの告白を受け入れる事は到底できないだろう。
それなのに、俺がアプローチ期間を認めてしまって、何事もないように皆で飲んで……。
一刻も早く謝って、翔に愛してるって伝えないと。
でも…二人への返事はどうする?
俺はどうしたらいい?
心の中で沢山の思いが渦巻いていた。
時計をみると、時間も時間なので翔の部屋のドアをノックする。
「翔?そろそろ時間だよ?」
返事がない部屋のドアノブを握り、思い切ってドアをあけた。
「入るよ……えっ」
部屋はもぬけの殻で、翔の姿はなかった。
浴室、寝室を覗いても見当たらない。
もしかして、もう出かけた?それとも、出て行った?慌てて靴を確認しに玄関に行くと、翔の靴はなかった。
「いつの間に……」
出て行ったにしろ、仕事に来ない事はないはず。
急いで支度をすると、車に乗り込み現場へと急いだ。