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はっぴぃえんど⁈

第31章 story31 あいてむ O×N

*Nside*

撮影と誕生日パーティーを終え、帰宅すると、玄関に見慣れた靴が揃えておいてある。

リビングの扉を開けると、そこに居たのは…。

「智っ?どうしたの?今日は遅くなるからって言ってあったのに…」

智「和、おかえり。だって誕生日だろ。日にち変わっちゃったけど、やっぱり直接お祝いしたくて…。疲れてるだろうし、明日も早いのにって思ったけどきちゃった」

まさかのサプライズに、思わず顔が綻んだ。

「嬉しい!来てくれてありがとう」

智「じゃあ、改めてお誕生日おめでとう」

ギュウッと智に抱きしめられ、俺も顔を埋めた。

智「ねえ、ケーキ買って来たんだけど。ちょっと待っててね」

智が冷蔵庫からイチゴが沢山乗っているケーキを取り出し、テーブルの中央におくとロウソクをたてて火を灯した。

智「ここに座って」

促されるままソファーの中央に座ると、智が目の前に立って、優しい笑みを俺に向けながら、ハッピーバースデーを歌い始める。

智「ハッピバースデートゥユー♪」

幾度となく聞いている声なのに、心に響く綺麗な歌声に思わず聴き入ってしまう。俺だけのために歌ってくれているんだと思うと、胸が熱くなった。

智「ほら、ロウソク吹き消して!」

智に言われ、ふ〜っと吹き消しすと、急に智の顔が近づいてきて、キスをされた。


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