テキストサイズ

はっぴぃえんど⁈

第33章 story33 はっぴぃ❤︎とらべる⁈ M×S

*Mside*

先々の事もそうだけど、一つひとつの事を、ほんと深く考えている翔。
その思いが、とても嬉しく思った。

「翔、忘れられない誕生日にしてくれてありがとう。それでさ…」

感動した後に言うのもなんだけど、きっとこれも、翔の計算には入ってるんだろうなと思って打ち明ける。

翔「こんな計画でごめんね、色々詰め込んじゃったから…」

「いや、違くて…これ…俺の首筋…」

翔「あっ、ええっ⁈」

服に隠れるか隠れないかのギリギリの所に、噛み跡が濃く付けられていて、犯人はモチロン翔。

翔「ごめん。全然記憶にないっ」

計算には入っていなかった…。

「まあ、これも思い出だよ!」

翔「明日撮影だよね?他にはないか確認してあげる」

布団を剥ぎ取ると、俺の体の隅々までチェックする翔。

翔「あっ、こんなトコに」

足の付け根にあった小さいキスマーク。

「えっと、それは翔じゃなくて、韓国のアカスリで…」

翔を安心させるために言った一言。

翔「どういう事?」

アカスリの様子を伝えると、翔の顔が曇っていく。こんなもんだと思ってたアカスリは本当は違うと今更気付く。

翔「なんで早く言わなかったの?バカ潤!そんなところまで触られるわけないじゃん。しかもキスマークって!!」

「知らなかったんだ。しょうがないだろ〜」

色々な思い出が出来た35歳の誕生日…。



〜はっぴぃ❤︎とらべる⁈ えんど〜

ストーリーメニュー

TOPTOPへ