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はっぴぃえんど⁈

第34章 story34 ぱられるわーるど③

*Sside*

インターホンがなり、出迎えに行こうとすると、母さんが「座ってなさい」と体を気遣ってくれる。

別に赤ちゃんの存在を反対されているわけではない。俺の体が心配なんだよね…。

潤「翔!大丈夫か?」

「うん。仕事終わるの早かったんだね」

リビングに入ってきた潤に駆け寄る。

潤「おっと、走るなよ。仕事は巻きで終わらせてきた」

翔母「潤くん座って。あっ、これ開けていいかしら」

母さんが、潤の持って来た手土産を開けるためキッチンへいき、リビングは二人きりとなる。

潤「なあ、もうお母さんと話したの?」

「うん。ちょっとだけね」

潤「やっぱり反対された?」

「反対っていうより、心配された。でも、自分も親の立場だったら、そう思うだろうなって…。とりあえず、父さんが帰ってきたら、もう一度きちんと話をしたい」

潤「俺も伝えたい。きっと分かってくれるよ」

その時、ガチャっと玄関が開く音がして、父さんが帰って来た。

翔父「来てたのか?」

「仕事をちょっと休む事になったし、父さん達に聞いて欲しいことがあって」

潤「こんばんは。お邪魔しています」

潤もいることに、ちょっと驚いた感じの父さんだったけど、直ぐに話の内容の見当がついたのだろう。ドサッとソファーに腰掛けると、俺たちにも座りなさいと促した。

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