はっぴぃえんど⁈
第34章 story34 ぱられるわーるど③
*Mside*
この前も、ものすごく緊張したけど、今もお父さんからの圧力?が半端ない。
でも、絶対に俺たちの決意をわかって欲しいという強い気持ちが勝っていた。
「今日も急にお邪魔してしまい、すみません。どうしても、俺たちの思いを聞いて欲しかったので…」
翔「母さんも一緒に聞いて」
リビングに流れた一瞬の静寂。
翔の顔を見ると、ウンと頷いたので、話しを切り出した。
「先日は、突然の報告になってしまい、申し訳ありませんでした。今日は改めて今後のお話をしたくて伺いました」
まずは、翔の体調について詳しく説明をした。女性より様々な症状が出ること、つわりで辛いこと、ホルモン療法を試すこと。
お父さんもお母さんも、静かに話を聞いてくれている。
「今も翔の中ですくすくと命が育まれています。その命を俺たちから断つことはできません。俺も…翔の事が滅茶苦茶心配です。翔に何かあったら、俺は生きていけない…」
翔「潤……」
「でも、翔の方が不安なはずなんです。前例がない妊娠に、予想がつかない体調の変化、一瞬先がどうなるか分からない。でも、翔は直ぐに覚悟を決めて、子どもを産みたいって言ってくれました。俺は、それをサポートしたいと思っています」
心配で心配でしょうがないけど、翔が決めた道だから。一緒に歩んでいくんだ。
この前も、ものすごく緊張したけど、今もお父さんからの圧力?が半端ない。
でも、絶対に俺たちの決意をわかって欲しいという強い気持ちが勝っていた。
「今日も急にお邪魔してしまい、すみません。どうしても、俺たちの思いを聞いて欲しかったので…」
翔「母さんも一緒に聞いて」
リビングに流れた一瞬の静寂。
翔の顔を見ると、ウンと頷いたので、話しを切り出した。
「先日は、突然の報告になってしまい、申し訳ありませんでした。今日は改めて今後のお話をしたくて伺いました」
まずは、翔の体調について詳しく説明をした。女性より様々な症状が出ること、つわりで辛いこと、ホルモン療法を試すこと。
お父さんもお母さんも、静かに話を聞いてくれている。
「今も翔の中ですくすくと命が育まれています。その命を俺たちから断つことはできません。俺も…翔の事が滅茶苦茶心配です。翔に何かあったら、俺は生きていけない…」
翔「潤……」
「でも、翔の方が不安なはずなんです。前例がない妊娠に、予想がつかない体調の変化、一瞬先がどうなるか分からない。でも、翔は直ぐに覚悟を決めて、子どもを産みたいって言ってくれました。俺は、それをサポートしたいと思っています」
心配で心配でしょうがないけど、翔が決めた道だから。一緒に歩んでいくんだ。