はっぴぃえんど⁈
第34章 story34 ぱられるわーるど③
*Sside*
「父さん、母さん…、俺…正直にいうと、不安で不安で仕方ないよ。でもね、潤が支えてくれるし、母さんだって、俺を命がけで産んでくれたでしょ?父さんだって、全身全霊で俺を愛してくれたでしょ?だから、命を授かった以上、俺もこの子にそうしてあげたい」
握りしめていた潤の手が離された。
潤は躊躇いもなく、ソファーから降りると土下座をして、床に頭を付けた。
潤「お父さん、お母さん…。これから未知の世界を歩んでいく翔に力を貸してください。お願いします」
「赤ちゃんを産む事を、許してください。お願いします」
俺も土下座をすると、潤の隣で頭を下げた。
少しの静寂の後、口火を切ったのは、父さんだった。
翔父「潤くん、翔…頭を上げなさい」
顔を上げ父さんの顔を見ると、複雑な表情をしていたが、目があった瞬間ふっと笑ったような気がした。
翔父「二人とも、いい大人だ。自分達で決めればいい…」
それって、赤ちゃん産んでもいいって事?
母さんの顔を見ると、うんと頷いて話しを始めた。
翔母「まったく、言葉が足りないのよね。私達は、翔の身体が心配。でもね、子どもがいる幸せを私達は知っているから、あなた達にもそれを感じて欲しいとも思う。だから…二人に覚悟があるなら、産みなさい」
母さんからの強いエールに、胸が熱くなった。
「父さん、母さん…、俺…正直にいうと、不安で不安で仕方ないよ。でもね、潤が支えてくれるし、母さんだって、俺を命がけで産んでくれたでしょ?父さんだって、全身全霊で俺を愛してくれたでしょ?だから、命を授かった以上、俺もこの子にそうしてあげたい」
握りしめていた潤の手が離された。
潤は躊躇いもなく、ソファーから降りると土下座をして、床に頭を付けた。
潤「お父さん、お母さん…。これから未知の世界を歩んでいく翔に力を貸してください。お願いします」
「赤ちゃんを産む事を、許してください。お願いします」
俺も土下座をすると、潤の隣で頭を下げた。
少しの静寂の後、口火を切ったのは、父さんだった。
翔父「潤くん、翔…頭を上げなさい」
顔を上げ父さんの顔を見ると、複雑な表情をしていたが、目があった瞬間ふっと笑ったような気がした。
翔父「二人とも、いい大人だ。自分達で決めればいい…」
それって、赤ちゃん産んでもいいって事?
母さんの顔を見ると、うんと頷いて話しを始めた。
翔母「まったく、言葉が足りないのよね。私達は、翔の身体が心配。でもね、子どもがいる幸せを私達は知っているから、あなた達にもそれを感じて欲しいとも思う。だから…二人に覚悟があるなら、産みなさい」
母さんからの強いエールに、胸が熱くなった。