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はっぴぃえんど⁈

第35章 story35 あぷろーち❷ 〜はろうぃん☆ぱーてぃ〜

*Aside*

和「で?誰が一番ですか⁈」

頭にはリボンつけ、魔女のスカートをフワッと持ち上げ、ニノが可愛さをアピールしながら聞いてきた。

翔「っていうか、採点方法決めてなかったよね」

猫耳を揺らしながら話す翔ちゃん。

潤「順位なんていいじゃん?楽しめれば」

マントをなびかせながら、答える松潤。

智「そうだな。優勝商品も決めてなかったし。お遊びという事で。腹減ったから、早く食べようぜ」

怪物ランドのプリンスはトレードマークの帽子を脱ぎ捨て、料理の並ぶリビングに向かった。

「そうしよう〜」

俺もリーダーに賛成!

和「え〜自信あったのに」

勝ちにこだわるニノを宥め席に座らせ、パーティ第二幕“宴”の始まりだ。

テーブルの上は、かぼちゃのスープにかぼちゃのまるごとグラタン、その他にもお酒が進むようなメニューが並んでいる。

翔「とりあえず乾杯しますか!」

潤「乾杯はワインで」

出てきたのは、可愛いハロウィンラベルの高級赤ワイン。

「うわっ、すごいね」

潤「一応、ハロウィン限定」

松潤はスマートに栓をあけると、グラスに注いでいった。

和「早く飲みましょ」

さっきまで仮装にこだわっていた、お酒に弱いニノまでワインに食いついてきた。

翔「それでは…」

「「「「「かんぱ〜い」」」」」

カチンと五人の声とグラスが重なった。




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