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はっぴぃえんど⁈

第35章 story35 あぷろーち❷ 〜はろうぃん☆ぱーてぃ〜

*Sside*

ニノの気持ちを受け入れることができると、自分のなかで、吹っ切れたというか、素直になれたというか…。

勿論、潤の事は大好きだし、一番愛してるのは変わらない。でも、他のメンバーにも惹かれている事は確かなんだ。

『こんな魅力のある人達の側にいて好きにならないはずがないよ』

前に、相葉くんが言っていた言葉が今ならわかる気がした。

ジュニアの時から好きで、一番愛してる、潤。

ずっと見守ってくれていて、いつも寄り添ってくれる、相葉くん。

天邪鬼だけど、好きって真っ直ぐに伝えてくれた、ニノ。

こんなメンバーの関係もきちんと受け止めてくれる優しい、智くん。

俺も、みんなが好きだと思う。
そう思ったら、智くんにもキスしたくなって…。

ニノの了解を得て、智くんにキスをした瞬間、メンバー以上の絆で俺たちは繋がったんだ。
まだ、いびつな五角形で繋がっているけど、それぞれの想いが通じあった時、それは綺麗な五角形になるだろう。

和「翔さん、三人が野獣のような目で俺たちを見てるけどどうします?」

「えっ?どうするって、なにするの⁈」

和「キス以上の事です」

キス以上って、エッチって事だよね。
自分の気持ちに気付いのがついさっきで、自分からキスもしたけど、展開の早さにまだ気持ちと頭がついていってないのも確かで。
俺はどうしたらいいのか迷っていた。



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