はっぴぃえんど⁈
第36章 story36 ぱられるわーるど④
*M side*
翔の久しぶりの仕事は、生放送の音楽番組。
五人での仕事だからフォローできるけど…不安がないわけではない。
「翔、準備できた?」
翔「うん。出かけよう」
車を走らせると、ずっと景色の流れを目で追っている翔。いつもなら、話題が尽きないのに、なんか話をかけづらい感じ?
そんな中口を開いたのは翔だった。
翔「ねぇ…」
「ん?」
翔「生放送…ちょっと不安…。潤達がいてくれるのは心強いんだけど、生だから編集できないし…」
「振り付けもフォーメーションも身体に負担がかからないように変更したし、みんなフォローするよ」
翔「こんな弱気な事言ってごめんね。自分で仕事頑張るって決めたのに、なんか急に怖くなった…」
「……大丈夫だよって言ってあげたいけど、今の翔の身体は何があるか分からないから。どうする?今日の出演キャンセルする?俺は、その方が安心だけど…」
いっそ、子どもが無事に生まれるまで休んで欲しいのが本音だ。
翔「……とりあえず、やれるだけやってみる。潤、フォローお願いします」
「了解」
不安の中、テレビ局に到着した俺たちは、楽屋に向かう。既に他のメンバーが来ていて、みんな、翔の周りに集まってきた。
翔の久しぶりの仕事は、生放送の音楽番組。
五人での仕事だからフォローできるけど…不安がないわけではない。
「翔、準備できた?」
翔「うん。出かけよう」
車を走らせると、ずっと景色の流れを目で追っている翔。いつもなら、話題が尽きないのに、なんか話をかけづらい感じ?
そんな中口を開いたのは翔だった。
翔「ねぇ…」
「ん?」
翔「生放送…ちょっと不安…。潤達がいてくれるのは心強いんだけど、生だから編集できないし…」
「振り付けもフォーメーションも身体に負担がかからないように変更したし、みんなフォローするよ」
翔「こんな弱気な事言ってごめんね。自分で仕事頑張るって決めたのに、なんか急に怖くなった…」
「……大丈夫だよって言ってあげたいけど、今の翔の身体は何があるか分からないから。どうする?今日の出演キャンセルする?俺は、その方が安心だけど…」
いっそ、子どもが無事に生まれるまで休んで欲しいのが本音だ。
翔「……とりあえず、やれるだけやってみる。潤、フォローお願いします」
「了解」
不安の中、テレビ局に到着した俺たちは、楽屋に向かう。既に他のメンバーが来ていて、みんな、翔の周りに集まってきた。