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はっぴぃえんど⁈

第37章 story37 あぷろーち❸

*S side*

五人の関係が変わろうとしている。
潤の気持ちを確認した今、後は智くんだけだ。

隣で眠る潤の寝顔をみてたら、ものすごく愛おしい気持ちが溢れてきて、ぎゅうっと抱きしめる。

「こんなに愛してるのに、他の人も好きになるなんてバチがあたるかな…」

抱きしめる手に力が入ると、その手を握り返された。

潤「バチなんてあたらないんじゃない」

「潤…起きてたの?」

潤「こんなに抱きしめられて、起きないわけがないよね。こっちも起きてるし」

握りしめられた手を潤の中心にあてがわれる。

「もう、ふざけないで。色々考えているところなんだから!」

潤「ごめん、ごめん。色々って、五人のこれからのことだろ」

「うん…」

潤「悪いようにはならないよ。ってか、なにも悪いことなんてしてないだろ。自分の気持ちに素直に生きてるだけ」

たしかにそうなんだけど…。
男同士とか、五人で付き合うとか、一般的には理解されないこと。

潤「俺たちは俺たちだろ。ただ、好きって気持ちが大きくなるだけ。相葉くんも言ってたじゃない。変わるようで変わらないよ」

潤が優しく微笑む。

みんなが幸せなら、それでいい。

…そう、強く思った。




〜あぷろーち❸ えんど〜

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