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＊S side＊

年末進行の慌ただしいなか、智くんと相葉くんの二人の誕生日プランを考えるているが、なかなかいい案が浮かばない。
忙しいこの時期は、五人でのオフなんて無理な話だけど、どうしても誕生日にお祝いしてあげたい。

「うーん、どうしよう？」

潤「今度はなにに悩んでるの？」

「どうぞ」コーヒーをおきなから、顔を覗き込んでくる潤。
自分もやる事がいっぱいあって忙しいはずなのに、ちゃんと俺を見てくれる。

「ありがとう」とコーヒーを一口飲んでから、誕生日プランで悩んでいることを打ち明けた。

潤「パーティの事、三人に話してあるの？」

「五人でパーティしようって話はしたけど、日程も決まってないし…」

潤「じゃ、ニノも入れて三人で考えようよ。ニノだってプラン考えてるかもしれないし」

「そうだよね。でも…ニノも忙しいし、なかなか時間あわないよ」

メンバーでの仕事が多くなるから、顔を合わせる機会は多くなるけど、二人には内緒にしたいから、楽屋じゃ無理だし。それに個人でもそれぞれが忙しい今…。一緒に暮らしているから潤とは時間がなんとか取れるけどニノとなかなか合わない。
どうしたらいいんだろう〜。
頭をテーブルに突っ伏した。