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はっぴぃえんど⁈

第41章 story41 ばぁすでぃぷらん

*M side*

項垂れてる翔の頭をよしよしと撫でながら、何とかならないかな〜と考える。

「いつもの、巻きで終わらせて時間をつくろうよ」

翔「今、特番の撮影だし、年明けの分まで取ってるから無理だよ」

まあ、無理か…。

「じゃ、落ち着いて年明けてから」

翔「誕生日の意味ある?それに、年明けはさ、結婚式の準備とか…」

ごめん、そうだった…。

「じゃぁ、もう、即興でやるしかないんじゃない?」

翔「即興?」

「きっとこれから五人オフの日が重なる日が1日くらいあるはず。プレゼントは準備しておいてさ、その時にできる精一杯のことをしてあげればいいんじゃない?」

翔「休みが重ならなかったら?急で場所はどうするの?」

「場所は、ここを使えばいいだろ。ゲストルームもあるんだし。で、休みは必ずある!!」

翔「どうして、言い切れるの?」

どうしてって言われても、俺にも根拠は無いんだけど…。
言葉に詰まっている俺に、何故かニコニコしながら駆け寄ってきた翔。

翔「もしかして、五人の休み、確保してあるの?」

「い、いや…してないけど」

翔「そうだよね…。それに、それぞれの誕生日にお祝いしてあげたい…」

あからさまにがっかりする翔を見て、本気で何とかしようと心に決めた。









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