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＊Oside＊

いつからだろう…。

ニノの事を考えると、胸がドキッとして…。
ニノを見ると、見つめ返して欲しいと思うようになって…。
ニノがそばに来ると、抱きしめたくなって…。

だから、この気持ちは心の奥底にしまっておいた。誰にも気づかれないようにと…。

「こんな俺って変だよなぁ…」

誰にも聞こえないように呟いてみる。

翔「んっ？なに？智くん、どうしたの？」

急に声をかけられ、驚いて振り返ると、そこには、仲良く肩を並べて立つ、翔くんと松潤がいた。

「うんん。なんでもない。それより二人揃ってどうしたの？」

潤「リーダーに報告があってさ。
俺と翔…、付き合うことになったんだ」

ふーん、付き合うんだ。仲良くねって・・・

「つ、付き合うって、翔くんと松潤が⁈」

思ってもみない展開に、声がうらがえった。

翔「やっぱりびっくりするよね。でも俺たち本気なんだ…」

潤「内緒で付き合う事も考えたんだけど、メンバーには、隠し事したくないって翔が言うから…」

ちょっと悲しそうな表情をする二人。

「…びっくりしたけど、反対じゃないよ」

翔「よかった。軽蔑されたらどうしようと思ってたから…」

潤「迷惑かける事もあるかもしれないけど、宜しくお願いします！」

二人は、ニノにも報告して来るからと、立ち去っていった。