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Baby love

第10章 キスの続き。




A「まぁ、翔ちゃんが選ぶのっていかにもお嬢様って感じの子ばっかだったしねぇ。」



S「・・・俺も本気で好きじゃなかったけど、向こうだってそうだよ。
俺の好青年のイメージだけで寄ってきてたんだ。」



だから、そのイメージを守ってやったんだよ。



A「あれ、気にしてた?」



別に気にしてた訳じゃないけど。
でも退屈な恋愛ばかりに飽きて、仕事を優先させようとここ最近では恋人をずっと作らなかった。



S「俺、自分は恋愛に向いてないと思ってたんだよな。
誰かに夢中になるなんて考えられなかった。
職業柄ヘタは出来ないし、無難にキレイな子と付き合っていつかなんとなく結婚すんのかなって。」



A「確かに、みんな美人だった。
あ、松潤も美人だもんね!
翔ちゃん面食いだなー。笑」



S「うるせーっての!
相談乗る気あんのかよ?!」



A「初めて本気で好きになった相手と、早くエッチな事したいって話でしょ?」



S「・・・・・」



その通りだけども。



S「もっと言い方があるだろ!!」



A「あるかなぁ。」



S「で?!どーなんだよ!!」



今晩、潤とデートするんだ。
さっき可愛くこないだの続き、なんて誘われたんだからエロいキスはOKなんだろう。



しかし、セックスとは別だよな?
しかもいかんせん男同士。
簡単ではないのはここのカップルで知っている。



A「ホントのエッチしたのは、翔ちゃんも知ってる通り結構時間かかったけど・・・
抜きっこしたのは告白したその日だったよ?」



S「抜きっこ・・・」



A「お互いの触って出したげるの。」



S「言わんでも分かる!!」



A「結構興奮するよー♡
自分でやるよりいっぱい出ちゃう。笑」



何度も何度も言っているが、もうちょっとオブラートに包んで会話できないんだろうか。







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