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Baby love

第20章 前進。




M side



ニッと笑って言ってやれば、
大爆笑の翔くん。
ふふふ、豪快に笑う翔くんも大好き。



S「まだ若いから大丈夫だっての!笑
なんならもう1Rヤるか?」



M「・・・いいよ?」



抱き潰されたって構わないんだから。



S「・・・本気にしちゃうからヤメテ。」



眉を下げて、困ったような顔で笑って
俺のおでこにキスをした。



S「大事にしたいのに、つい調子に乗っちゃうんだよな。
イヤな時は本気で抵抗してくれよ?」



M「抵抗したら、翔くん余計燃えそうだけど。」



S「・・・すみません。笑」



M「否定しないのかよ。」



クスクスと笑い合いながら、
布団の中でお互いの体温を感じられる幸せ。



この温もりを知ってしまったら、
もう手放せないよ。



M「・・・しょおくん。」



ちょっと甘えた声で呼んでみる。



S「ん・・・?」



ほら、俺が甘えるとすごく優しい瞳で見つめ返してくれるんだ。



M「俺さ、色んな心配が先に来て
なかなか踏み出せないことも多いけど・・・」



S「・・・うん、」



M「翔くんと、前に進みたいって
すごく・・・思ってる。」



S「ホントに?」



越えなきゃいけない壁はまだまだたくさんあるけど。
今1番大事なのは、こうやって一緒に過ごす時間だと思った。



体を重ねてるだけじゃない。
一緒に笑って、一緒にご飯を食べて。
たまにケンカもして、絆は深まっていくってもんでしょ。



付き合いは長いけど、
俺たちはまだまだ恋人としてはヒヨッコなんだ。




M「まずは、週末婚から・・・
どうでしょうか?」








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