Baby love
第20章 前進。
S「すみません。」
ぷりぷり怒る潤が可愛いんだけど、
言ったら殴られそうだから言わない。
でも顔がデレるのは仕方ない!
S「俺はどっちでもいいよ?」
M「じゃあ翔くん家に決定ね!」
プイとそっぽを向いてしまった潤を
後ろから抱きしめる。
S「怒るなよ、真面目に聞いてるって。」
M「どうだか。」
S「でも何で俺の家がいいの?」
M「だって、定期的に掃除できるし。
料理も作り置きしとくから、一緒じゃない時も食べれるだろ?」
S「・・・まじで?!」
どんだけ出来た嫁なんだお前は!
感動で泣きそう!
M「あと・・・
酔っ払って女連れ込んでないか
チェックしたりとか?」
S「なるほど、ってオイ!!」
浮気なんかするわけねーだろ!!
S「お前のエロボディ以外にもう勃たねぇよ!」
M「バカっ!!」
S「俺のハートはお前に撃ち抜かれっぱなしだ・・・」
M「あははっ」
やった!!
今度は笑った!!
笑ってしまって少し悔しそうな潤がたまらなく愛おしい。
ギュっと抱き寄せると、潤もぴっとりと俺に寄り添って甘えてくる。
S「好きだよ、潤・・・。
掃除も料理も嬉しいけど、ムリはしないでほしい。
俺は潤がそばにいるだけで幸せなんだから。」
M「・・・俺も。
翔くんと一緒に過ごす時間が、すごく幸せだよ。」
S「ラブラブだな。」
M「ね、思ってたよりラブラブ。」
S「どっかのバカップルに負けてねーな。」
M「俺、指輪貰っちゃったし。」
ふふん、と嬉しそうに笑う潤。
ニノより先に貰ったの、
ちょっと自慢なんじゃねーか。笑
S「俺も貰うとは思わなかったけどな。」
M「サプライズだったでしょ。」
S「俺の家に並べて飾っとくか?」
持ち歩いてて万が一誰かに見られたら困る。
寝室なら誰も入らないし、飾ってても問題無いだろう。