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Baby love

第7章 触れる。




さっきのってギリギリセーフ?!
いや、アウトだ、絶対アウトだよー!!



手を出さないと心に決めてたのに、何で潤の唇に吸い付いてんだ俺は!!



また誤解されてたらどうしよう。
軽い男だって・・・誰とでもあんな事するヤリ○ン野郎だと思われてたらどーしよーーー!!



え?!ヤリ○ンって死語?!
どーでも良いわ!!



せめて去り際は爽やかな笑顔を心掛けたつもりだが、なんせ潤の色気にやられてたからだらしない顔だったかもしれない。



まるで良いところが無いじゃねーか!!



でも言い訳させてほしい・・・



あんなラブハプニングある?!
好きな子が転び掛けたのを助けてドキッ♡みたいな展開、もう漫画でもそうお目にかかれないよ?!



何であんなミラクル起こすんだよあいつ・・・



しちゃうよね?!
あんな状況、キスしちゃうよね?!



・・・潤の肌を撫でまわしたのはやり過ぎだったかもしれないけど。




俺の手に反応した潤、可愛かったな・・・




S「あーっ!!もう!!好きだぞ潤!!」



誰もいない車の中で叫ぶ。
虚しいぜちくしょー。





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