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Baby love

第7章 触れる。




ちゃんとパジャマ着て寝てるかな?
結構酔ってそうだったし、俺とのキス覚えてなかったらツライな・・・



S「もっとキスしたかったー・・・」



今日ゼッタイ眠れない。



そうだ、どうせ眠れないんだから潤への告白をシュミレーションするか。



すぐにイチャつくなら家が良いが、そんな下心バレたら幻滅されそうだし。
無難に洒落た店予約して・・・



長年一緒にいる奴になんて告白したらグッとくるんだろうな。
しかも男相手にだ。



そうだ、男だぞ潤は。
男同士のセックスも勉強しとかないとな・・・
いやいや、気が早いぞ俺。



でも、いざそうなった時に知識が無いと困る。
ネットは正しい情報か分からないし、参考本でも売ってないだろうか。
それとも雅紀に聞いてみるとか。



S「・・・落ち着け俺!!」



さっきの熱が引いてないまま潤の事を考えるのは良くないな。
エロい事しか考えられん!!



冷静になろう。



潤は曲がった事が大嫌いな激ピュア天使だ。
好感度を意識した爽やかな告白にしよう。



とりあえずは、店を決めるところからだな。



最高の夜を演出しなければ。



気が付けば家の駐車場に到着していて驚く。
良く事故らなかったなと思うほど潤の事しか考えてなかった。



S「俺、浮かれてんな。笑」



帰って早く作戦を練ろう。
ニヤける顔を隠しながら、急いで家に向かった。





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