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第8章 CALL





私が差し出した名札を見て驚いたような表情をする






周りの空気が止まったような






言い表せない感情がこみ上げた






光くんはにっこり笑うと、メンバーのほうを少し向きながらその場に座った





1~2m先に…光くんがいる






浦『では日高の地元ということで初恋の話を聞きましょうか』


日「なんでだよ(笑)」


西『それさ、出会って11年経つのに誰も知らないんだよ(笑)』


末『ほら、地元だし、11年の記念にさ(笑)』


日「わかったよ…(笑)」





初恋の話




聞きたいような、聞きたくないような







日「俺の初恋は小1で、そこから上京するまでの12年間、ずっとその子が好きだったんです」


與『ベタ惚れやん(笑)』






私と出会ったころは、既に好きな人がいたんだ…





日「幼なじみで、性別とか関係なくずっと遊んでたかな〜。」






私以外にも幼なじみいたのかな…






日「んで、高校の卒業式。西島に次ぐ真っ裸事件があったわけよ(笑)ボタンとかも持ってかれてね」


宇『あらま(笑)』


日「でも名札と第2ボタンだけはその子にあげたかったから、先に取ってポケットに入れてて。上京前に渡してきた」


浦『まあその子がなんだこれって思って捨ててる可能性もありますけどね(笑)』







____ これって…私…だよね…??


期待しても…いいよね…??








日「さっき見つけたから。初恋の子。(笑)」


宇『お!ということは、今勘づいてる子いるんじゃない?(笑)』


日「う〜ん、鈍感な子だからな〜」







そう言いながらこちらを向く光くん








確かに鈍感だってよく言われるけど



鈍感なのはどっちよ…



おかげで涙が止まらない

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