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オナニーのススメ

第13章 未知のススメ

「指導」

自衛隊の訓練は基本的に全部キツイんだけど。

俺らが行ってたとこは、教官による訓練は比較的科学的な根拠を取り入れてたり、少しずつステップアップする感じがあったからまだ良かったんだ。

対して、先輩からの指導となると理不尽極まりないww

一応、腕立て伏せをやらせて腕を潰した次は足。

スクワットをやらせて足を潰したら腹筋、こんな決まり事があった程度?ww

指導される理由も、

先輩「お前ら最近たるんでるぞ」

こんなのも横行してるんだwww


で、ある日、先輩から指導を受けてた時の話。

延々と腕立て伏せが続いて、何人も潰れては怒声を浴びせられてる。

いつまで続くかも分からない地獄の時間。


俺の隣には桑原って同期が居たんだけど、限界を超えてるみたいで。

腕立て伏せの姿勢のままプルプルと震えるだけで、腕立て伏せになってない。

先輩「おいっ!桑原っ!!」

怒鳴られてるがダメみたい?


やがて、

桑原「ぐはぁっ!!」

桑原は潰れたが。


嘘付けwww

ぐはぁっ!!とか、演技にも程があるわww

吹いたじゃねーかwww


ニヤけた顔を見られないように下を向いてると、

先輩「狂蝶!顔をあげろっ!!」

俺まで怒られたじゃねーかww


桑原はこっちを見て、ニヤッと笑ってるww

そしてまた起き上がってはプルプル震えてるww

もう、それ見るだけでダメwww

笑いそうだからやめてwww


指導が終わってから他の同期からも。

「桑原、頼むから視界内でプルプルやるのやめてww力が抜けちゃうwww」

とか、めっちゃ責められてたww


因みに、この桑原は入隊当初はふくよかな男だったけど。

半年ぐらいでマッチョに変身してたww

自衛隊の訓練は並じゃないのは確かみたい?


そして最初の絶対に笑ってはいけない雰囲気で行われた自己紹介で。

桑原「桑原です!群馬県出身です!趣味、デブ!特技、デブ!好きな事は食べる事です!!」

と言いやがって。

(黙れwwデブwww)

と、笑いを堪えてたのは俺だけじゃないはずww


笑えない雰囲気のはずなのに、突如襲って来る笑いのツボって怖いよな?

そんなお話!

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