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オナニーのススメ

第5章 ズルムケのススメ

ついでに!

「チキンレース」

勝負に審判がって話をしたからそれに関するお話を。

チキンレースって知ってるか?

崖とか海に向かって二台並んで車とかバイクを走らせて、ビビって最初にブレーキをかけた方が負けって言う勝負の事。

転落だとかの危険性が高いし、車が大破するどころか命まで賭かってて危ない勝負な上に。

勝っても得られるものは名誉だとか賞賛、これだけ。

普通の人には無意味な勝負に感じちゃうかも知れないけれど。

俺らみたいな人種にとっては大事な事なんだ。

舐められたらおしまい。

名誉の為に俺は戦う!

こんなノリ。

理解し難いかなぁ??


仲間内でも、チキンレースは度々行われてた。

俺はこの勝負で連戦連勝の負け知らず。

最強の座に君臨していた。

そこに挑んで来たのがゲジって男。

こいつもなかなかな猛者で。

いつも痛み分けって形で決着が付いてなかった。

その最終決戦の話をしようかと!


俺ら仲間内での勝負は内容が一味違った。

審判が付いて、交互に「マンコ」って言うんだ。

その時に、前の奴より少し声を大きくしていかないとダメで。

二回連続で超えれなかったら負け、こんなルール。

ビビって声のブレーキをかけたら負けなんだ!


この勝負はいつでもどこでも始まったんだ。

「マンコ」に近い単語を発した奴が出た瞬間にゴングが鳴らされる。

そこが教室の中だろうが、電車内だろうが。


一味どころか全然違うじゃん!ってのはご愛嬌www

でもね!

命なんてのはバカらしいから賭けないけど、もっと大切な何かを賭けてる。

想像して欲しい。

例えば学校の最寄駅で、マンコと叫んでる先輩を見て、どう思うよ??

もしかしたら発展した恋がそこにはあったかも知れないけれど。

その全てを賭けてるんだぜ?ww


俺はね。

自分の大切な人だけが俺を分かっててくれればそれで良いんだ。

周りからの評判とか、陰で何を言われても構わない。

しかも、その大切な人からも、

「狂蝶って黙ってりゃカッコいいのに、意外とバカだし変態だよねww」

こんな評価だったから、どっちみち一緒ww

もう、何も怖くないwww

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