テキストサイズ

オナニーのススメ

第17章 未知のススメ2

ある日の事。

先輩らが不在の夜に、ヤスと2人で屋上でタバコを吸おうと思ったんだ。

屋上に行くには、宿舎の真ん中の階段を上って行くか、非常階段の2つのルートがあって。

俺とヤスの2人は真ん中の階段を上ったんだ。

消灯後だから、足音にも気を付けながらコッソリとww


その途中に、踊り場を抜けて次の階段を上ろうとしたその時。

チラッと視界の隅に踊り場に立ってる人影が目に入ったんだ。

先輩らと同じ階級章を確認したんで「お疲れ様です」と、反射的に挨拶をしようとして。

でも、誰も居ない。

と言うか、そもそも先輩らはみんな居ないしww

それに良く考えたら、誰も居なかったはず?

でも、確かに今・・・?!


自衛官は真っ先に階級章に目が行くのは習慣。

一瞬の事だったから、顔までは分かんなかったが。

まぁ、先輩らの影に敏感になってんだろうなww

そんな自己解決をしといたwww


そして屋上に到着。

屋上は見晴らしが良いし、街灯の灯りで全体が見渡せる。

そして何より解放的www

誰も周りに居ないのを確認してから、ヤスと2人でタバコに火を点けた。

深く一服をしたんだけど、ヤスがなんか神妙な顔をしてる??


俺「ヤス、どうした?」

ヤス「狂蝶さ、さっき階段のとこで振り返ったろ?先輩らしき人を見た??」

俺「ヤス、お前も?」

タタタタタタッ!!

不意に背後で誰かが走る足音がした。

あり得ん!!

屋上には他に誰も居なかったろ?!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ