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失恋ラブソング

第2章 数日後





   もう誰とも付き合わない‥‥‥



   歩きながらそんなこと

   をかんがえていた



   すると



  (( 君を思うほど辛くなって ))


  (( もう一度聞かせて嘘でも
    あの日のように好きだよって ))


   










 「亜矢、亜矢?!」


   あれ、兼の声?


「ここ‥どこ‥?」

「病院だよ?」



   そうだ‥自殺に失敗したんだ、多分


「何で兼がいるの‥?」


「何でってお前の彼氏だからだよ」




「え、でも、知らない人と
 キスしてたじゃん」






   彼は少し笑ってこういった



「あれは、罰ゲーム。」


「 罰ゲーム‥? 」



「うん、大丈夫。口はつけてないから」






「じゃあ、あの時電話に出た人は?」



「母親が勝手に出たの」




「そうなんだ‥なんかいろいろ
 考えちゃった‥」








    すると兼は ― ‥



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