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腐男子恋愛日常-parallel world-

第9章 ~運命の日~

僕は兄さんの弟、兄さんは僕の兄。

結ばれることが許されないなら、せめて妄想の中でなら良いよね?

僕は、妄想の中で兄さんを犯し続けてきた。

そして、それをオカズにオナニーをする。

兄さんとの楽しい日々は表向き。

実際は、ずっと兄さんのそばに居てるのに、血縁の壁に苦しみ耐えているもどかしさを、妄想内で兄さんを犯すことで解消している。

兄さんが僕の気持ちを知ったら、どういう反応をするだろう?

今までと同じ関係でいれるかな?

それとも、気持ち悪く思い拒絶してくるかな?

その時になってみないと、誰にもわからないよね。

ならば、危険なリスクを犯さず今までどおりに、仲良しの兄弟でいつつ脳内で兄を犯す。

苦しいけど、そっちの方がリスクがない。

◇日向家2階・真の部屋◇

「……。」

兄さんは研磨さんと出会ってから、さらに明るくなったり、楽しそうな表情を浮かべることが多い。

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