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腐男子恋愛日常-parallel world-

第3章 ~3人の腐男子達~

◇花音学園4階・1年D組◇

放課後になり、僕は鞄を持って研磨君の席まで行った。

「研磨君、行こう」

「おう…。」

「?」

あれ、何か元気がないな。

「日向君、ばいばい」

「日向、また明日な~」

僕はクラスメート達に挨拶をして、研磨君と少しざわついてる教室から出た。

◇電車の中◇

-研磨視点-

「……なぁ、歩」

「研磨君どうしたの?」

電車の中で、俺は思ってる事を歩に聞いてみる事にした。

「俺と一緒に居て迷惑じゃないか?」

「どうして?
迷惑じゃないよ」

俺の質問に対し、不思議そうにしながら否定する歩。

「今までは、綺羅と鈴村達と一緒に居たのに
俺と連むから周りがざわついてんじゃん」

「……。」

「俺と一緒に居て、お前まで変な目で見られたり、陰口言われたら悪いじゃんか…。」

「研磨君
「別に迷惑じゃないし、気にしないで」

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