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腐男子恋愛日常-parallel world-

第3章 ~3人の腐男子達~

歩は、優しく言ってくれるけど…。

「でもよ…。」

「僕は、研磨君と友達になりたいから、一緒に居るんだしさ♪」

ニコッと笑顔で、歩は言ってくれた。

「歩…。」

「たとえ、周りがどう思ってようが関係ないよ
僕は、研磨君と友達を辞める気はないよ♪」

「歩、ありがとな!」

「うん!」

歩、優しくて良い奴だな…。

「きゃあ、やだ萌える…!」

「あの子達、付き合ってるのかな…?」

俺と歩のやりとりを聞いていた、周りの女性達が黄色い声でざわついてるのを見てわかった。

女性の乗客全員、貴腐人だな絶対。

◇アメニイト天王寺店◇

-歩視点-

「おぉ~、また新刊入ってる♪」

「このBL小説、歩好みじゃね?」

1冊のBL小説を手に取り、僕に見せる研磨君。

「えっと、アンタと俺の種という運命
SF系のBL小説か」

「先輩×後輩だけど、歩の好きな絵師のやつだしな」

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