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『ヒボクリトの贖罪』 大阪在住40男とメイド達の非日常性活

第7章 メグ(23歳・デザイナー)『私を感じさせてください。』

メグさんは今の彼と社内恋愛で知り合ったそうです。
某国立大学出身の彼は真面目でとても優しくて申し分ない方とのこと。
でも、唯一の難点がSEX。

メグさんは全く感じたことが無いらしく真剣に悩んでいらっしゃいました。
今の彼の前にも付き合った方は数名いらっしゃったのですが、
その方々とのSEXでもいったことが無いようです。

「私が不感症なのか、男の方が下手なのかわかりません。
でも、このままだとSEX恐怖症になってしまいそうで。」

それを解消してほしいということでした。


できるだけ早く会いたいということでしたので
翌日の仕事帰りに待ち合わせをしました。

待ち合わせ場所は、大阪なんばにあるマルイの入り口
ちょうど、御堂筋線という地下鉄の改札を出てすぐのところです。

待ち合わせ時間5分前に着いたのですが
彼女は既に到着していました。

デザイナーさんですが、そこは超一流企業にお勤めの方。
きちんとしたスーツを着ていらっしゃいます。

「こんにちは。Negodです。」
「こんにちは。メグです。」

彼女ははにかむように笑いました。

どんなやつがくるのか
極度の緊張感と不安感を感じていたようですが、
私の見た目にほっとした様子です。

「Negodさん、おしゃれですね。」
「えっ、ありがとうございます。笑」

まさかの誉め言葉に思わず本気で笑ってしまいました。
緊張がほぐれて思わず営業トークがでたのかもしれません。

「では、こちらで。」

私は彼女を連れて地上に出ると、阪神高速近くのホテルに入りました。


ここのホテルは何度か利用していました。

ラブホテルなのですが、コンクリート打ちっぱなしの雰囲気が、
ラブホテル特有の『生々しさ』を消してくれるようで私は好きでした。

ただ、難点は薄暗いこと。

もうお気づきだと思いますが、
私はSEXの時、電気を消しません。

脳で感じる性質のためか
電気を消して相手の表情や体が見えなくなると
途端に萎えてしまうのです。

たまに、肉食過ぎて身体だけを求める女性が相手でも
しらけてしまって萎えてしまいます。

だから、相手の表情が見える明るい部屋のほうが好きです。

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