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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第9章 川澄友香25歳(キャバ嬢&派遣社員)①

「どうぞ」

水割りのグラスを松潤に差し出す。

松潤は黙ってそれを口にする。

これから地獄の時間が最低二時間は続く。

やだなー。

明日は朝から仕事なんだよなー。

派遣の身だから仕事選べないしなー。

ハウスクリーニングという……

しかも一人で。

松潤のグラスが空いた。

それを手に取る。

「今のより少し濃い目で」

おッ……

珍しく喋った。

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