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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第9章 川澄友香25歳(キャバ嬢&派遣社員)①

「口移しで飲ませてー」
「ゃだぁッ。旬くんのエッチィ」
「ノリカちゃん。俺もー」
「平太くんまで調子に乗らないのッ」

決して羨ましいわけではないけど
幾分あっちの方がマシかも。

私なんて「いらっしゃいませ」と
「どうぞ」しか口にしてない。

「職には就かないわけ?」

松潤がまた喋った。

辺りを見回す。

「トモちゃんに聞いてんだけど」

あ、私か。

「派遣社員でもありますけど」
「ふぅん」

初めて松潤とまともに会話をした。

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