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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第10章 松本潤の事情①

「もー。いったい何なんですか?
あと二時間しか残ってないのにー」
「その二時間、俺にちょうだい」
「はい?」
「例えば……俺に膝まくらをしてくれるとか」

……言っちゃった。

「……いいですよ」
「え?ホントに?」

言ってみるもんだなー。

「その代わり、この二時間は一切掃除を
しませんけどね」
「後で自分でする」

多分しないけど。

「じゃ、どうぞ」

トモちゃんは自分の太腿を
軽やかにポンポンと両手で叩いた。

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