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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第12章 櫻井翔の事情②

「……でも見たでしょ」

どうしても俺を悪者にしたいようだな。

「見たよ。グリーンのね」
「……あれ第三位」

なんのこっちゃ。

「へぇ。じゃ、第一位は?」
「……今」
「ん?」
「……穿いてる」

ドキッとしてきた。

俺、誘われてる?

「どうして一位を穿いてきたの?」
「……それが……自分でもよく分からなくて」

莉菜ちゃんは本当に分からないようで
困惑した表情を浮かべていた。

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