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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第3章 宮本花音39歳(輸入雑貨店オーナー)①

「あの子じゃない?」
「あぁ……先頭で大野くん追い掛けてた子?」
「そういえば見当たらないね」

……あれ?

私の虚言がいい感じに仕上がっちゃってる?

「おばさん」
「そこ、お姉さんね。あと敬語も忘れないで」

はい。

私が優勢。

「お姉様。大野くんが行ったホテルを
教えてはもらえないでしょうか」
「アイネ」

取り合えず有名どころを口にした。

そういえば、あのホテル街に
アイネあったっけ?

ま、いっか。

ガキんちょたちは群れをなして
店から出ていった。

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