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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第4章 大野智の事情①

俺は嵐の中で一番地味だということを
自覚している。

デビューしてから活動休止まで
プライベートでは一切変装をせず
一般人に紛れ溶け込んでいた。

地味だからこそ成せる技ということだ。

だけど……そうなんだ。

この活動休止のせいで
俺は変に芸能人面をしてしまい
慣れない変装などに手を出してしまった。

ニット帽にマスクにサングラスという
どこからどう見ても
ザ・変装という出で立ち。

「嵐の大野くんですよね?」

都内の某所で早速声を掛けられてしまった。

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