MITO
第4章 初勤務
今更ながら、自分が死んでいることを認識した。
「いや、だから、いろいろな研究をして、きみは甦ったわけだ。いいか、住み込みの勤務は無しだ。常に通勤するようにしなさい」
水戸さんは、胸を隠し、股間を押さえる。
「いやいや、肉体関係がダメとか、そんな問題じゃないから。普通、ゾンビと肉体関係もつやついないだろ。死姦とか、特殊な性癖持ってる変態なら……だから、ガーンはよせ」
水戸さんは肩を落とした。
一応は、女としての感情は、忘れていないようだ。
「いいか、常に、匂いには心配りを忘れないこと。腐臭がすごいから」
水戸さんは、落ち込んだ。
「ごめんやで!! レディに対して言う言葉やないやね!! でも、ゾンビなんだからね!! 感染したタイプじゃない、なんらかのかたちで甦ったパターンだからね!! それだけは、わかって!!」
『ま゚』
わかったようだ。
「それに、通勤は片道30分までなら、電車、バス等の通勤をしてもらうが、遠ければ、送り迎えがあるから。で、勤務は午後の9時、または10時までだ」
「いや、だから、いろいろな研究をして、きみは甦ったわけだ。いいか、住み込みの勤務は無しだ。常に通勤するようにしなさい」
水戸さんは、胸を隠し、股間を押さえる。
「いやいや、肉体関係がダメとか、そんな問題じゃないから。普通、ゾンビと肉体関係もつやついないだろ。死姦とか、特殊な性癖持ってる変態なら……だから、ガーンはよせ」
水戸さんは肩を落とした。
一応は、女としての感情は、忘れていないようだ。
「いいか、常に、匂いには心配りを忘れないこと。腐臭がすごいから」
水戸さんは、落ち込んだ。
「ごめんやで!! レディに対して言う言葉やないやね!! でも、ゾンビなんだからね!! 感染したタイプじゃない、なんらかのかたちで甦ったパターンだからね!! それだけは、わかって!!」
『ま゚』
わかったようだ。
「それに、通勤は片道30分までなら、電車、バス等の通勤をしてもらうが、遠ければ、送り迎えがあるから。で、勤務は午後の9時、または10時までだ」