肝だめし
第3章 逃走
肝だめし当日
今回は近所の田中が参加するのでまずは彼と合流
最初に行きたいと言っだけあってヤル気満々、自らラジカセを持参して俺を待っていた
駅前には約束の5分前に到着したが、前回と同じく誰もいない
「また来ないんちゃうやろな…」
嫌な予感は的中
1時を過ぎても人影は現れず、10分、20分経っても来ない
やりたいと言われて開催したのに、まさか再びブッチされるとは…
「1時に起きてるのってそんな辛いか?」
「ん~俺は大丈夫やけどな~」
「やっぱキツく言うとくんやったなぁ…」
少しでも期待した俺がバカだった