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リアル

第8章 7

次の日、ゆうは舞に連絡を取った




ゆうが車に乗り込むと、舞は話し出した




昨日美和ちゃんから連絡があって二人で会ったの。




あっ!美和ちゃんには内緒よ。




言わない約束だったから。




ゆう、美和ちゃんと付き合ってたのね。私と仕事するのを反対してたわ。




ゆうが美和の行動を聞いて頭を抱えていると




舞がゆうの手を握った




私はゆうに側に居て欲しいだけなの。


こういう商売をしていると友達もお客様になってしまって、心を許せる人が居ないの。



ゆうには私の一番近くに居て助けになって欲しいの。




年よりも幼く見える可愛いらしい顔で見つめられるのでつい、頷きそうになる




胸元の大きく開いた服から谷間が見えている




ゆうは、谷間を見ないようにし、舞の手をそっと離した




舞さん。ごめんなさい。



こんな事しなくても友達になれましたよ。




ゆうはそれだけ言うと車から出て、ドアを閉めた




舞はもう追いかけて来る事は無かった





携帯電話が鳴ったので出るとやっちゃんからだった




ゆうちゃん。あの。お好み焼き作ったから食べに来ないかな?




やっちゃんのお好み焼き、好きなんだよ!ありがとう。行くよ!




ゆうはやっちゃんの家に向かった



















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