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※未定

第3章 事故

堪えきれずに笑っている秋也を睨んでから改めて廊下へと出た。


……とりあえずトイレに来たものの、どうすればいいのか…


ってか何で秋也は朝来た時気づかなかったんだよ。


1人トイレで迷っていると、誰かが入って来た。


やばい…これは気まずい…


「『優利』くん、だよね?」


「は?誰だよ」


誰だよと言ってみたものの、後ろを振り返ったらすぐに誰かが分かった。


「あ、赤城…だっけ…?」


「そう♪」


「学校の王子様が何で俺の名前を?」


「今朝、『かえ』ちゃんっていう子と話してたよね」


おぉ…花笑よかったな。名前覚えてもらったみたいだぞ。

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