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※未定

第3章 事故

いや、俺が悪い訳ではないけどとっさに謝ると、赤城も「こ、こっちこそ…ごめん、ね…」と謝ってきた。


『ご、ごごごごめん!!』


いや、赤城もぶつかった奴も悪くねぇんだけども。


なんていうか、すっげぇ気まずい…


「お、おい、あか…」


「あ、ごめん…っ絆創膏だよね、今貼るね」


ぺたっと傷があるところに貼ってくれたらしい赤城は、少し顔が赤くなってるように見えた。


そんな赤くされたら俺も何か照れてくるっていうか…


『す、すいませんでしたぁぁ!!』


次の日、学校中は『赤城くんと華邑が実はデキている』という噂話で持ちきりだった。

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