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※未定

第1章 華邑 優利

「店長すんません!弟たちの世話してたらこんな時間で」


「あ〜いいっていいって。お前家の事情は分かってるからさ。それより早く着替えてこい。見ての通り席満員で大変なんだわ」


「はい。すぐに!」


───────
13:00で喫茶店のバイトを終えると、次のバイト先へと急いだ。


「華邑くん、202号室、ポテト2つね」


「あ、208唐揚げ1つね〜」


「了解です!」


「華邑くんよく働きますよねぇ」


「まぁ、家の事情があるからね〜」

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