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※未定

第5章 心配

居酒屋、コンビニ、喫茶店、カラオケ、新聞配達、引っ越しスタッフ…6つか。


「6こやってる」


「…ちゃんと休めてる?」


「一応3時間は寝るようにしてる」


俺がそういうと、はぁと赤城はため息をもらした。


「何でそんなに掛け持ちしてるの?」


「…それ、お前に話す必要ある?」


声のトーンを変えたからか、赤城は話題を変えてきた。


「華邑くんのケーキ、美味しそうだね。一口もらってもいい?」


「…お前の金なんだし、勝手にしろ」

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