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※未定

第6章 尾行

僕、華邑くんのことどう思ってるんだろ…


自分のことなのに自分のことが分からないって、変な話だよね〜。


少なくとも一緒にカフェに行ったんだし、僕は友達とは思っている。


思ってはいるんだけど…


何でもやもやするんだろう…


「分かんないなぁぁ…」


机に突っ伏すと、黒木がお茶を入れていたところだった。


「琉坊っちゃま。何か分からないことがあるのでしたら、別の視点で考えてみればいいのですよ」

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