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※未定

第6章 尾行

「あおいにいちゃ、せーなのたべる?」


「うん。一口交換しよう」


僕はラーメン屋さんに入っていった華邑くんたちを追いかけた。


それで僕もラーメンを食べているんだけども…


「おいしい……」


華邑くんの様子なんてそっちのけで初めて食べる味に夢中になっていた。


『ありがとーございましたー!』


店員さんの声が聞こえ、扉の方を見ると、華邑くんの後ろ姿が見えた。

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